巻頭言

シモン

8月20日 大久野島毒ガス資料館を見学して   T・Y

 8月12日に教会員の有志で共に瀬戸内海に浮かぶ大久野島を訪問しました。
日本軍がかつて毒ガス兵器を使用したということは1984年までは殆ど知られていませんでした。化学戦の実態は慎重に秘匿され、旧軍関係者以外の日本人は殆ど事実を知らなかったのです。そのため1984年以前の日本の地図には大久野島の存在は消されてしまっていたのです。島にはウサギが繁殖しており、よく見かけました。おそらく戦時中はウサギが実験に使われていたのでしょう。
 資料館には液体毒ガス製造装置や行員手帳などが展示されており、当時の状況を知ることができました。また、毒ガス貯蔵庫跡がひっそりと建っていました。この島は、現在アイランド・リゾートとしての役割を果たしており、自然の豊かさを提供してくれています。
 この島から「戦争の悲惨さ、平和の尊さ、生命の重さ」を教えて貰いました。